いっぱい、いっぱい。

何かにつけてすぐにいっぱい、いっぱいになる人が身近にいませんか。
そういう人は、イライラしたり、ワタワタしたり、
まわりに当たり散らしたり、愚痴を言ったり、不快な感情をまき散らしたり。
逆に自分の中に閉じこもり“話しかけないでオーラ”を出す人もいます。

そういう人が近くにいると、周囲の人はだれでも影響を受けます。
そして、刺激をしないように避けてみたり、
「落ち着いて、しっかりして」などとたしなめたり、
「大丈夫だよ」と根拠のないなぐさめや励ましをしたり。
または、自ら察して手伝ったり、アドバイスをしたりする人もいるでしょう。

している本人は相手のことを思ってしているつもりですが、
いっぱい、いっぱいの人の影響を受けている
自分が落ち着かないからそうしているにすぎません。
だから、それは往々にして効果的ではないことが多いのです。

そんな風にされた「いっぱいいっぱい」の当人は、
いっぱい、いっぱいでいることをわかってもらえないという気持ちになります。
そればかりか、裁かれたり、批判された気持ちになり、
それは孤独を招きます。
結果的に、ますます落ち着かなくなるのです。

いっぱい、いっぱいの人が本当に求めているのは、
こんな状態の自分でも受け入れてほしいし、気持ちをわかってもらうこと。
そして、自分がしてほしい助けをしてほしいのです。

いっぱい、いっぱいになりがちな人は
責任感が強く、いろいろなことをひとりで抱えてしまいがちです。
人に手伝ってもらうという発想がなかったり、
何をどう手伝ってもらったらいいのか、わからないことも多いのです。

まずは、動揺したり、あせったり、不安な気持ちになっていることに
そっと寄り添ってあげてください。
そして、落ち着いてきたら何が起こっているのか、
どんな風に手伝ったらよいかを尋ねてあげてください。

いっぱい、いっぱいの人に必要なのは
気持ちへの寄り添いと、「本人が望む」(←ここが重要!)助けなのです。

 

子育てや人間関係に行きづまった時。
人の感情を理解することは、自らの助けになります。

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