「何度言ってもわかってもらえない」と思ったら

自分の家族であれ、友人や会社の同僚、部下であれ、
相手に
「何度言ってもしてくれない、わかってもらえない」
と腹を立てたり、がっかりしたりする。
そして、
「なんで〇〇しないの!」
「どうしていつもこうなの!」
「何度言ったらわかるの!」
と相手を責めたり、批判したりする。
誰にでもよくあることだと思います。

相手を責め、批判してしまう気持ちの裏には、
「頼んだことは当然してもらえる」
「やると言ったことはするはずだ、するべきだ」
「常識だからこうするはずだ」
といった想定期待があります。
その期待を裏切られると人はがっかりし、腹を立てます。
そして何度でも相手への要求を繰り返すのです。

誰でも「する」と決めたのにできなかったり、
後回しにすることはあるでしょう。
人から頼まれると断りにくくて、引き受けてはみたものの、
「何で引き受けちゃったんだろう」と後悔したり、
なかなか取り掛かれない自分を責めることも多々あるでしょう。

そんな自分を棚に上げて、人には多くを期待するのが人間です。
「言うことをきいてもらえない!」
「わかってもらえない!」
と相手に腹を立てたり、虚しい思いをしたりするときは、
自分の気持ちを調べてみることを、私たちはお教えしています。

「自分はいったい何を期待し、どうしてもらえると想定していたのだろう?」
「それが満たされないと自分はどんな気持ちになるのだろう?」
「自分にとって、その期待や想定がなぜそんなに大事なんだろう?」
「それは自分にとってどんな意味があるのだろう?」

自分に向き合って自分自身に尋ねてみると
根底にある欲求や、大事にしているものがわかってきます。

感情は、自分が何を大事にしていて、何を欲しているかに
自らが気づき、相手に伝える大事な役割をもっています。

自分が興奮している状態ではただ相手を責めるばかりですが、
怒りの裏にある自分の欲求や期待を受けとめて、
「だからこんなに腹が立つんだね」と自分に共感すると自然に落ち着きます。
落ち着いてからどのように相手に伝えたらよいかを考えましょう。
これが、自分の感情と上手につき合う方法です。

 

自分の感情とのつき合い方を知ることは、あらゆる人間関係を楽にしてくれます。
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