「すべき」を超えて

「子どもたちに礼儀礼節をどう教えていけばよいかと悩む」 という声を聞きます。 まず、どういうことで礼儀や礼節が重んじられるのかを 教える必要があると思います。 社会のしきたりの中には、 人と人が気持ちよく接して円滑な社会 …(続きを読む)

問題行動の裏にある子どもの気持ち

先日、ある空港でホテルの送迎バスを待っているとき、同じバスを待っていた幼稚園児くらい年の男の子が待ち合いスペースで走り回っていました。 その子のお母さんは周囲の人を気遣い「やめなさい!お座りしていてちょうだい」と言うけれ …(続きを読む)

「感情」はコントロールできるのか?

自分の感情とはいったい何なのでしょう。 「感情」とはもともと、体のなかで起こる反応にすぎません。 だから感情自体によいも悪いもありません。 たいていの場合、多くの人はそのことを誤解し感情を問題視する傾向があります。 「腹 …(続きを読む)

「知性」と「情緒」のバランス

今日は、なぜ私たちが「子どもの心育て」というワークショップをすることになったか、お話ししましょう。親御さんたちは、子どもに対して 「よく勉強ができるように育てて、いい学校、いい会社に入って将来困らないようにしてあげたい」 …(続きを読む)

ぼくはスマホになりたい

「ぼくはスマホになりたい」という子どもの作文がSNSで話題になっていると聞き、その作文を衝撃的な思いで読みました。 http://spotlight-media.jp/article/234260423402739463 …(続きを読む)

子育ては理想通りにはいかない

本や雑誌やインターネットにはたくさんの子育て情報があふれています。 そこに書かれていることを学ぼうと思いながらも、「こんなこと、自分にはとてもできない」とがっかりしたり、自分の子育ての悪い点ばかりが気になり自己嫌悪に陥っ …(続きを読む)

『するまい』と思うことほどしてしまう

「なくて七癖」といいますが、やりたくなくてもついやってしまう「クセ」は誰にでもあるものです。 19世紀の精神科医として有名なフロイトは、「神経症的な症状をひとつ消すためには、4世代の時間がかかる」と言っています。 自分自 …(続きを読む)

テレビで大震災を見るのがつらい…

今年もまもなく3.11がやってきます。毎年、この日が近づくとテレビ番組は東日本大震災特番を組み、震災当時の大きな被害や被災者の状況を見る機会が増えます。 あの大震災直後には、実際には地震や津波の被害はなかったのにもかかわ …(続きを読む)

“いま、この瞬間”にフォーカスを

私が住む米国では、バスケットボールは大変人気があります。全米バスケットボール協会(NBA)に属するサンフランシスコベイエリアを代表するゴールデンステイト ウォリアーズ(略称ウォリアーズ)は、現在もっとも注目を集めているチ …(続きを読む)

想定外のつらい出来事に遭った人に

阪神淡路大震災から21年が、東日本大震災から5年が経とうとしています。何年経ってもあの日の出来事がまるで昨日のことのように思い出され、あの日から時が止まったようでまだその現実を受け入れられない方もたくさんおられるのではな …(続きを読む)