心理療法CoreAccess9は、自分の内面と向き合い、
もって生まれた素質や能力の発揮を妨げている根本原因にアクセスして解消することを援助し、その人本来の能力や創造性がのびのびと発揮できるように促す心理療法です。

CoreAccess9心理療法の特長

CoreAccess9は、クライエントが、現在起こっている問題を解決するために、共感的なセラピストの援助を受けながら安全感を得て、自分の内面と向き合い、根本的な原因を探り、記憶の奥に閉ざされた過去の情動記憶(混乱、ショック、恐怖、恥、怒り、不安、緊張など) を自分の奥底に眠る英知を使って解放し、癒す心理療法です。

「わかっているのにやめられない」
「こうすればいいと頭でわかっているのになぜかできない」
「言われたことや慣れたことはできるが、新しいことに挑戦できない」
「創造性が発揮できない」
「積極的に自分の意見を言えない」
「自信がもてない」

・・・など、一見、性格によるものとか、本人の努力が足りないと思われがちな問題も、実は未消化な情動記憶が影響しているのです。過去のある時点の自分が混乱し、固まった状態でいることに自ら気付き、その自分を解放することでその過去の記憶の束縛から自由になることで、心のブレーキがはずれその人がもって生まれた創造性や能力を発揮できるようになります。

それゆえ、
「前のようにイラッときたり、腹が立ったりしなくなった」
「以前はできなかったことを、気が付いたらやっていた」
「生きているのが楽になった」
といった、自分のあり方、行動が自然に変化してゆくのです。
このように、訓練や努力や忍耐によって行動を変えるのではなく、根本的に解決することがCoreAccess9の大きな特長です。

※過去の体験による未消化な情動記憶の影響について詳しく知りたい方はこちら

CoreAccess9の開発と実績

CoreAccess9はサンフランシスコ州立大学カウンセリング学科名誉教授・田中万里子博士が1999年に開発したPOMR(Process Oriented Memory Resolution)をPOMR認定カウンセラーの白石孝子とともに実践する中で研究や改良を続け、当初の概念から進化を遂げたことに伴い2013年に名称を変更したものです。米国・日本・スウェーデンで実践されています。

セラピストの役割

CoreAccess9を安全に行うには、記憶と感情についての専門的知識を持ち、経験を積んだセラピストの援助が欠かせません。

セラピストの特に重要な役割として、以下の3つが挙げられます。

  1. クライエントのペースに合わせて寄り添いながら、クライエントが自分の内面に向き合うことを可能にする安全感を作ること
  2. クライエントが話をしながら現在と過去の自分を行ったり来たりすることを認識し、今ここでどの時点の自分を体験しているのかを把握して適切に対応すること
  3. クライエントが過去に情動が強く動いた衝撃的な体験にアクセスしたときに深い共感をもって寄り添い、再体験による圧倒を防ぎ、責任をもってクライエントの情動記憶の解消を援助し、 未処理のものが残った場合には記憶のふたが閉じるまで見届けること

過去の記憶にアクセスし、過去の自分を癒す方法を知っているのは本人のみですが、混乱したり衝撃的な体験の記憶にアクセスしているときは、本人はあたかもその時点にタイムスリップし、客観的な視点を持ちにくいので、落ち着いて全体像を把握できるセラピストの援助が必要です。

また、クライエントが情動が強く動いた体験の記憶にアクセスしているときは安全感を失い、非常にもろく、傷つきやすい心理状態なので、適切なトレーニングを受けたセラピストとともに衝撃的な体験記憶の解消を行う必要があります。

※適切なトレーニングを受けたセラピストが同席しない場で本療法が行なわれ、その結果問題が生じた場合、私どもでは責任を負いかねます。

「感情力」「共感力」とは

「感情力」「共感力」とは、自他の感情を理解し、「感情」を問題解決や創造的活動に上手に生かせる能力のことをいいます。これらは、私たちがCoreAccess9心理療法においてもっとも大切にしているコンセプトです。

人は、感情によって自分が本当に求めているもの、大事にしているものを知ることができます。感情が本当の自分に気付く鍵となるのです。
また、自分の感情に敏感になり、自分への共感ができるようになると、感情調整能力が高まり、落ち着いてものごとに対処でき、さらに自分への共感をベースに人にも共感的になれます。

人は、相手に共感され、「心と心がつながった」「よくわかってもらえた」という安全感で満たされたとき、自分自身のなかにある問題解決能力を自然に使うことができるようになります。そして、自分のパワーを発見して、自ら元気になっていきます。

また、「感情力」「共感力」は人とのコミュニケーションをよくし、人間関係を円滑にするものです。

特に援助職に従事している方、子育て中の方、教育関係者、職場のリーダーである皆様には、コミュニケーションスキルとしての「感情力」「共感力」をぜひ学んでいただきたいと願っております 。