休校中の子どものストレスにどう向き合う?

新型コロナウイルス感染症対策で3月はほとんどの学校がお休みになりました。
自宅で過ごす時間が長くなり、親御さん達から
「子どもとずっといると疲れる、早く学校が始まってほしい」
「きょうだいげんかばっかりして困る」
「家で子どもが落ち着かない」
といった声を多く聴きます。

なかなか収束していかないコロナウイルス騒動で
親御さんたちも、先の見えない状況に対する不安や、
目に見えない未知のウイルスへの無力感に
気持ちが晴れない時間が長く続き、
知らず知らずのうちに不機嫌になったり、
些細な事でもイライラしたりされているのではないでしょうか。

その大人の不安や不穏な雰囲気に子どもはとても敏感です。
わけもなく落ち着かなくなります。

特に日頃から、気持ちを言葉で表現し合う習慣があまりないご家庭では、
正体のわからない不安感を“体の動き”として出してきます。

つまり、子どもの不安な気持ちやストレスは、
大人にとっては不都合な問題行動となって表出してくるのです。

急に乱暴になったり、けんかが増えたり、多動になったり、
といった現象は子どもの言葉にできない感情表現であると理解して、
かかわってあげるとよいでしょう。

一方、親御さんだってウイルスへの不安などを感じておられるかもしれません。
自分だって不安なんだと正直に話して、
お互いに感じているもって行き場がない気持ちを分かち合って、
共感しあうとよいでしょう。

また、子どもの
「学校で友達に会えなくて嫌だ!」
「みんなと遊びたい!」
といった不満や要望を気持ちとして受けとめて、寄りそってあげてください。
気持ちを受け止めることと、要望をかなえてあげることは別物です。
希望がかなわなくても、気持ちをわかってもらえた、という体験が大事なのです。

感情を分かち合いながらストレスにうまく対処しましょう。