どんな人にも、豊かな可能性や能力があります。 その人のもって生まれた可能性が発揮できるよう援助することが、 InnerCore9の使命です。

私たちの目標

私たちは、過去20年間に積み重ねた心理療法の臨床経験を通じて、乳幼児期に受けた扱いや体験、コミュニケーションの良し悪しによって、人は心を閉ざし、自信を失うこと、さらにはそれが人の能力や創造性の発揮を阻むことを学びました。 これらの学びをもとに、もって生まれた力を最大限に発揮できる人づくり、お互いを理解し合い、尊重し合い、個人の持てる力を最大限に発揮できる組織つくり、社会づくりに貢献することを目標にしています。

私たちの活動

独自の心理療法CoreAccess9の臨床実績から得られた知見を活かし、下記の活動をいたします。
  1. 個人の創造性、能力の発揮を妨げる過去の体験を、個人に内在する英知をつかって解消することを援助し、その人が持って生まれた可能性を最大限に発揮できるよう支援します。
  2. 人々が抱える多くの問題は、幼少期における不完全な心育てにより心の安定が容易に失われることから起こることに着目し、子どもたちの持ってうまれた可能性を伸ばす子育てのあり方を社会に提案し、発信します。
  3. 個人が能力や創造性を発揮し、組織が発展するためには、リーダーがメンバーとビジョンを共有し、安心感・安全感を提供できるかどうかにかかっています。そのため個人が創造性を発揮できる組織作りを目指し、リーダーシップやコミュニケーションのあり方を提案し、発信します。

実践を通じて、磨き続けています

田中万里子Ph.Dは、プロセス指向心理学やインナーチャイルドワーク、エゴステイト・セラピーなど数多くの心理学理論や東洋思想を学び、人が抱える問題は、トラウマ体験の結果起こる過剰反応によるものである、という見地にたって、問題の根本原因となるトラウマ体験時の情動記憶を解放する独自の心理療法「POMR(Process Oriented Memory Resolution)」を1999年に開発しました。 2007年からはPOMR認定カウンセラーの白石孝子とともに臨床経験を積み重ね、米国、日本、スウェーデンでの1万件以上におよぶセッションを通じて、POMR理論におけるトラウマパラダイムの視点で得られた知見をもとに、「情動・感情」をどのように扱うかが問題を解決し、ひとりひとりの能力を発揮させるという認識のもとに、進化させた療法を「CoreAccess9」と名付けました。それに伴い、2013年より実践の母体となる組織を「InnerCore9」と改称しました。 さらに日本の皆さまのお役に立つべく、実践の拠点として、2016年7月日本法人InnerCore9 Japanを発足しました。 皆様の人生が満たされるよう、今後も実践を通じて学び、磨き続けて参ります。
社名(InnerCore9)にこめた思い
誰もが自分の内面(Inner)の核心部分(Core)には、豊かな可能性や能力を秘めています。 9という数字は博愛の精神を意味するもので、博愛の精神に基づいて皆さまの中にある大切な資源を十分に発揮できるよう援助したい、との願いを込めました。
療法名(CoreAccess9)の由来
心理療法 CoreAccess9の名称は、文字通り芯・核心に届く療法であることに由来します。つまり、この療法は、問題の根本原因(Core)にアクセスすると同時にクライエントの心の奥底(Core)にある根源的な英知にアクセスして本人が自分にあった問題解決法を見出すプロセスです。